ドローンの使いみち


Top > ドローンの使いみち

ドローンの使いみち

活躍の場が広がるドローン

活躍の場が広がるドローン もともとは軍事目的で開発されたドローンは、もちろん現在でも軍事利用が行われている反面、民間で使用されるケースも増えてきています。その背景には、技術の進歩によって、素人でも安定した飛行を行いやすくなったということや、個人が趣味で購入できるまでに価格が下がったということがあるでしょう。用途に応じた研究開発も行われており、高機能化も進むなど、ドローンの可能性はますます広がっているのです。

空撮に使う

ドローンは、これまでヘリコプターなどを使って大がかりに行われていた空撮を、手軽にできるものに変えてしまいました。画質にこだわらなければ、数千円のドローンでも空撮ができるというから驚きです。もちろんテレビクルーが使うような本格的な撮影機材を登載してドローンもあり、美しい映像を撮ることも可能になりました。危険な場所や、人が入って行けない場所を撮影して状態を確認するなど、便利であることも確かなのですが、プライバシーの問題など、いろいろと考えなければならない点も指摘されています。


農業に使う

ドローンの農業への使用は、民間利用のかなり初期から行われていました。日本では1900年代からドローンを使った農薬散布などが行われており、農業の現場で活躍するドローンが次々と開発されています。現在では、農薬散布に留まらず、ドローンのカメラやセンサーから入手したデータを元に農産物の生産効率を高めるなど、ITを駆使した新使い方の導入も進んでいるのです。

レースなどで楽しむ

ドローンを個人で購入して飛行そのものを楽しむことができるようになり、趣味でドローンを飛ばす人も多くなりました。自慢のドローンで行うドローンレースは現在さまざまな国で開催されており、驚くほどのスピード感や臨場感で人々を驚かせています。日本では電波や場所の関係でなかなか開催は難しいものの、今後はスポーツとしてのドローン飛行を行う人が増えてくるかもしれません。

配送に使う

ドローンの可能性として話題になっているもののひとつが、ドローンを使った配送です。確かに上空を直線距離で飛ぶことのできるドローンであれば、渋滞に巻き込まれる心配もなく、非常に短い時間で配達することが可能です。まだ、安全性や重量などの問題も残されていますがそれでも実用化に向けて実際に計画が進められており、庭先にドローンが荷物を持ってくるというSF映画のようなワンシーンが普通に見られる日が間もなく訪れそうです。

警察や消防も注目

ドローンは民間だけでなく、公的な機関でも数多く導入されています。たとえば山火事などの消火活動にドローンを使ったり、ドローンを使って危険な地域や国境付近をパトロールしている場合もあります。また、今後は本格席な犯罪捜査にもドローンが投入されることが予想されており、その活躍が期待されています。