手入れや保管方法


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手入れや保管方法

ドローンの保管

ドローンを保管するにあたって注意しなければならないのは、バッテリーの状態です。ドローンに使われているのは充電池ですから、何度も充電と放電を繰り返すうちに電池の寿命が短くなってしまいます。つまり、満タンに充電しても飛行できる量は徐々に減ってきてしまうということです。この電池の寿命を少しでも長く持たせるためには、保管の方法が大切になります。保管する際には、電池は満タンにしないこと。また、充電が全くなくなった状態でもいけません。バッテリー容量の30~80%の状態で保管しておくようにしましょう。つまり、満充電の状態から少しドローンを飛ばせて、そのまま保管するくらいでちょうど良くなります。使用する度に、きちんと保管する習慣をつけておかないと、徐々に満充電の容量が少なくなってしまい、いつの間にかフライト可能な時間が短くなってしまいます。そうなると、充電切れによる墜落のリスクも高くなりますので、バッテリーの寿命については注意するようにしましょう。また、予備のバッテリーを購入しておいて、無理のないフライト時間で交換するようにすると、安全にドローンの飛行を楽しむことができます。

暑すぎる場所などもNG

本体にゆがみが出るほどの暑さはよほどのことですが、バッテリーは高温下にあると明らかに劣化が早くなります。特に注意が必要なのは車の中。夏の炎天下に駐車していた場合、車内の温度は60℃にも達します。車内、最も気温の高いダッシュボードは75℃近い気温になっているというから驚きです。わざわざ駐車する車のダッシュボードに、これ見よがしにドローンを置く人もいないでしょうが、「飛ばせそうな場所があればいつでも飛ばせるため」に車内のトランクなどに入れている人もいるかもしれません。あまり高温の場所に放置にしないように注意しましょう。


故障したら

ドローンの保管 ドローンが故障したらどうすればよいのでしょう。この場合は、自分で直すか、メーカー修理に出すか、諦めるかの3つの選択肢があります。諦めるのは残念ですが、ドローンはかなりのスピードで空を飛びますから、墜落や衝突のリスクも必ずついて回ります。大破してしまうと、修理不可能になることも十分にあり得るのです。壊れた程度が修理可能なものであれば、修理してまた飛ばせてやりましょう。メジャーなメーカーのものであれば、通販サイトでパーツを取り扱っているものも多いですし、なくてもメーカー取り寄せで手に入るものも多いです。パーツ交換程度の修理であれば、素人でも比較的簡単に修理することができます。基盤やシステムに関わる難しい修理が必要な故障については、専門知識がある人以外はメーカーに修理を依頼したほうが安心です。メーカーに問い合わせて、修理にかかる日数や費用を調べてみましょう。こうして修理のことを考えると、国内メーカーやショップで購入したほうが気楽かもしれません。中には、回数無制限で永久修理保証がついたショップもありますので、チェックしてみてはいかがでしょうか。