ドローンを使ってみよう

ドローンを使ってみよう

ドローンを飛ばすということ

ドローンの魅力は、飛行や空撮といった、これまで素人は簡単にできなかったことが、手軽にできるようになったことでしょう。臨場感のある映像によって、まるで自分が飛んでいるかのような高揚感を得られるほか、ラジコンのように自分で操作する楽しみもあります。もちろん人がドローンで撮影した映像を見る楽しみもあるのですが、実際に自分で扱うことで、より一層ドローンを楽しむことができるのです。技術的にも、価格的にも、素人にも手を出しやすくなったことで、ドローンが一気に普及しましたが、みんなが安全に楽しむためにも、いろいろ注意することやマナーも必要になってきています。

手入れや保管方法

ドローンが安くなったとはいえ、個人で撮影を楽しむものでも数万円のものを使う人が多いですし、10万円以上のドローンも珍しくありません。せっかくのドローンですから、きちんと手入れして長く楽しみたいものです。特に劣化しやすいのがバッテリーですが、このバッテリーは保管をきちんと行うことによってずいぶん劣化の度合いも違ってきます。

操縦するときの注意

今のところ、日本ではドローンを操縦するのに特別な免許は必要ありませんが、国によっては免許が必要なところもあります。それくらい、ドローンの操縦には危険な面もあるということです。事故の内容によっては、ドローンが破損するだけでなく、ぶつかった人が大けがをする可能性もあるので、ドローンを飛ばす場所には配慮が必要ですし、練習もしっかり行う必要があります。また、ドローンの普及によって事故が増えた頃もあって、保険会社の中にはドローン保険を売り出すところも登場しました。万が一のために、保険を検討することも必要なのかもしれません。

綺麗な画像を撮るには

ドローンを使う目的が空撮だという人は多いでしょう。簡単に空撮ができるのはドローンの魅力のひとつです。ただし、空撮ができる機能が搭載されていることと、きれいな画像が撮れるということは同じではありません。綺麗な画像を撮るための設定や技術がないと、撮ったものの今ひとつの画像だった、ということになってしまいますから、画像が目的なのであれば、きれいな画像を取るために飛行技術を磨いたり、撮影の設定を適切なものにすることも必要です。また何度も撮影するうちに自分のドローンの特性が見えてきますので、撮影のコツなども身についてくるでしょう。